エネルギー基質としてのケトン体

ケトン体(正式名/βポリヒドロキシ酪酸)は、食材には含まれておらず、

中性脂肪を原料として肝臓が作り出すものです。  

 

通常人間の体は食事で摂取した糖類を分解してエネルギー源として使いますが、

それがなくなると体内の脂肪を分解し、ケトン体を生成するようにできています。

 

ケトン体は、有機酸というグループに属しβ位に水酸基があることが特徴ですが、

この水酸基があると水溶性が大きくなります。すなわち高濃度で血液に溶けたまま体内を循環できるのです。


生理的な役割は「エネルギー基質」と呼ばれるもので、肝臓において脂肪から合成されて血液循環に入り、骨格筋などで完全酸化され、細胞内のエネルギー通貨であるアデノシン3-リン酸(ATP)に変換され、

種々の生理作用に消費されるのです。
 

 

 

ケトン体の化学式
α(アルファ)位にカルボン酸
β(ベータ)位に水酸基
β(ベータ)位の炭素は不斉炭素であり立体異性体を生じ、生物はD体のみを生産。
酪酸の誘導体であり、有機酸の一種ミトコンドリアのエネルギー基質である。
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